片岡  護

片岡  護

1948東京生まれ。
インダストリアル・デザイナーを目指すが、 ある時、料理を創出することも一つのデザインである、 と思い付き、“つきぢ田村"での3ヶ月の修行。
1968ミラノ領事館のシェフとしてイタリアヘ渡る。 イタリア各地のレストランや知人宅にて、 伝統的な地方料理やオリジナル料理を本格的に修行。
1973帰国。東京代官山の“小川軒”でさらに修行を重ねる。
1976声楽家、五十嵐喜芳氏の店、 南麻布“マリーエ”のシェフに就任。
1983西麻布に“アルポルト”をオープン、 オーナー/シェフとなる。
199911月、有明パークビルに、 “トラットリア アルポルト”をオープン。
日本でのイタリア料理ブームの火付け役となったことは 記憶に新しい。 アルポルト開店当初よりイタリアの新しいムーヴメント、 「ヌォーヴァ・クチーナ(新イタリア料理)」を提唱し、 さらに一歩踏み込んで、日本人の中にある 五味五感を生かした料理を創作する。 常に今を見つめる料理は、イタリア料理が沈静化した今も、 訪れる人々の舌を魅了して止まない。 雑誌、テレビでの活躍も数多い。
著 書『片岡護のイタリア小皿料理』柴田書店
『片岡護の軽くておしゃれな味』中央公論社
他、多数。